どうも、ゲーム大好きワタカズ(@wata-kazu-no1 )です!
ハード・ジャンル・新旧を問わず、遊んだゲームをレビューします。
本記事のお題は SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス) です!
ジャンル | ブレインパンク・アクションRPG |
対応機種 | Xbox One Xbox Series X/S PlayStation 4/5 Microsoft Windows |
販売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
開発元 | バンダイナムコスタジオ、トーセ |
発売日(日本) | 2021年6月24日 |
対象年齢 | CERO D(17才以上のみ対象) |
個人的評価 | |
プレイ時間 | 50時間 |
自分は Xbox Game Pass版をXbox Series Sでプレイしました。
雑感では、惜しい部分もあるが、全体的に丁寧にまとめ上げられて満足度の高い作品だと思いました。
まず、物語・キャラクター・探索・戦闘アクションのどれをとっても上質です。
また、世界観を見事に表現した「超脳力」という概念が、他にはない感覚を本作もたらしています。
新規IPらしからぬ安定性と、新規IPらしい新鮮さの両輪でとても楽しめました!
それでは「【SCARET NEXUS(スカーレット ネクサス)】は面白い?クリア後の評価と感想!」をお送りします。
サクッと読めるので、次に遊ぶゲームの検討材料にどうぞ!
【SCARET NEXUS(スカーレット ネクサス)】の基本情報
概要
本作は、バンダイナムコエンターテインメントから発売された新規IPのアクションRPGです。
人類が脳を基盤とする科学技術により発達した世界を舞台に、脳を捕食する異形の怪異と、それに対抗する怪伐軍との戦いが描かれます。
開発は、ゲーム業界の影武者と称されるトーセとバンダイナムコスタジオが担当。
テイルズオブシリーズの開発陣も多く参加しています。
また、メディアミックスでテレビアニメ化もされており、バンナムさんもかなりの力の入れ様です。
テレビアニメは、U-NEXTやAmazonプライムビデオで見放題配信されています。
ストーリー
はるか昔、空より異形の生命体『怪異』が出現し、人間を含む生物の脳を捕食し始めた。
人類は地表で閉塞した生活を送らざる得なかったが、人が誰でも生まれながらに持つ超感覚、『脳力』を基盤として高度に発達した科学技術により、世界は大規模なネットワークを介し、あらゆるものが連結されていった。
こうして脳科学が極度に発展した世界、ニューヒムカにおいて怪異に対抗するために組織されたのが、『怪異討伐軍(通称:怪伐軍)』である。
怪伐軍は突出して極力な脳力―『超脳力』を持つ超脳力者の集団であり、唯一彼らだけが、怪異を殲滅する力を持っている。
人々にとって怪伐軍は英雄であり、スターであり、憧れの的となっていた。
このような時代が長く続き、怪異はもはや雷や台風といった自然現象の一つとして認識されるようになり怪異との戦いは、日常の延長戦上に存在する災害となっていた。
今年も怪伐軍に新入隊員がやってくる。
彼らもまた、終わりなき人類と怪異との戦いの最前線へと、駆り出されていくのであった。
SCARET NEXUS公式サイト
【SCARET NEXUS(スカーレット ネクサス)】の良かった点
わかりやすい舞台設定と丁寧な仲間キャラクターの描写
本作は、怪異が明確な敵だったり、人類の対抗手段が超脳力だったりするなど、舞台設定がとてもわかりやすいです。
最近の完全オリジナルものでは、設定が複雑になりすぎて覚えるのが大変だったりしますが、本作は違和感なく入れました。
また、本作には多くの仲間キャラが登場しますが、1人1人にキャラ掘り下げのエピソードが用意されており、とても丁寧にキャラ描写がなされています。
表面的なものだけでなく、背景を含めてキャラに魅力付けがされていて、大事にされている感じがしました。
2人の主人公の視点で描かれる物語
本作は、最初に怪伐軍に所属するユイトとカサネの2人の主人公を選び、同じ時間軸の物語を違う視点でプレイします。
各々の視点が物語の全貌を補完するようになっているので、周回プレイでも飽きさせない工夫があって良かったです。
ただ、舞台設定の理解度を考えると、1週目はユイトルートが推奨ですが、特に誘導がない点が気になりました。
これからプレイする人は1週目はユイトでプレイしましょう。
超脳力を駆使した爽快かつ戦略的なアクションバトル
本作では、キャラが軽快に動くスピード感と、超脳力を駆使した戦略性のある爽快なアクションバトルが楽しめました。
仲間キャラは、念力・発火・硬化・透視など各々が独自の脳力を持っており、ユイトやカサネは仲間から脳力を借りることができます。
オイリーな敵には発火で追い討ち、煙で姿を消す敵には透視といった感じで、戦況に応じた脳力選びが油断できない戦闘を演出しています。
脳力の中でもユイトとカサネの念力は、フィールド上のオブジェクトを投げつけたり、列車で一網打尽にするなど攻撃方法は多彩です。
特に弱った敵にトドメを指す「ブレインクラッシュ」は、見た目も派手でカッコ良く、何度でも決めたくなります。
また、瞬間移動など一部の脳力はフィールド探索でも活躍するなど、本当に上手に舞台設定をゲームに落とし込めているなと思いました。
カメラワークの追尾性やロックオンのわかりづらさ、ボタン操作が忙しいなどの粗っぽさはあるものの、全体的には面白さが勝ります。
もちろん、難易度の上げ下げは自由にできるので、操作の上手い下手に関係なく楽しめると思いますよ。
【SCARET NEXUS(スカーレット ネクサス)】の気になった点
会話シーンがほぼ紙芝居
ストーリーは、主に紙芝居の会話で進行していきますが、会話シーンが長く感じました。
1回のシーンは数分程度なので、実際はそんなに長くはないのかもしれませんが、やはり紙芝居だからでしょうか。
要所でムービーも挿入されますが、そのクオリティが高いので、もっと数が多いとテンポの悪さは気にならなかったかもしれません。
フルボイス、カットの多さ、アタッチメントの反映といったこだわりは感じられたので、余計に残念感が高まりました。
装備の付け替えが面倒くさい
本作では、ストーリー進行とともに、強力な武器やアクセサリーへの装備変更ができます。
しかし、装備のグレードは細かく分かれており、仲間キャラもそれなりの人数なので、装備の付け替えが面倒くさいです。
ワンボタンでおすすめ装備への変更とまではいかずとも、現在装備の上位グレード変更などの機能が欲しいと思いました。
サブクエストがイマイチ
本作のやり込み要素としてサブクエストが存在しますが、それが実にイマイチでした。
サブクエストは各地で依頼主から話を聞くことで受注でき、アイテム収集や怪異討伐が主な内容となります。
残念なのが、サブクエストには特にストーリー性がなく、「ただこなす」だけのものだということです。
しかも報酬もショボいため、正直あまりやる意味のない要素となっていました。
【SCARET NEXUS(スカーレット ネクサス)】のレビューまとめ
今回は「【SCARET NEXUS(スカーレット ネクサス)】は面白い?クリア後の評価と感想!」をお送りしました。
良かった点 | 気になった点 |
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わかりやすい舞台設定 丁寧な仲間キャラクターの描写 2人の主人公の視点で描かれる物語 超脳力を駆使した爽快かつ戦略的なアクションバトル | 会話シーンがほぼ紙芝居 装備の付け替えが面倒くさい サブクエストがイマイチ |
本作は、非常に丁寧な作りと独自性を持ったベテランのような新規IPです。
若干、かゆい所に手が届かない部分もありましたが、半ば言いがかりのようなものかもしれません。
アニメやテイルズオブシリーズが好き、新感覚アクションを楽しみたいならプレイして損はないです。
実績・トロフィーも簡単に取れるので、やり込みを含めて最後まで楽しめるでしょう。
本作は2022年8月現在、Microsoft Game Pass の配信タイトルとなっています。
Microsoft Game Pass は、月額料金のみで数百タイトルのゲームが遊び放題の神サービスです。
もちろん配信タイトルは製品版と同様に最後まで遊べます。
本作の製品版の価格は機種により差はありますが、2,000~4,000円程度が相場です。
しかし、Microsoft Game Pass なら Ultimate でも月額たったの1,100円で本作+数百タイトルが遊べます。
自分は Microsoft Game Pass を利用したいがために Xbox Series S を購入しました。
本体ごと買ってもPS5を買うより全然安いので、この機会にXboxにJumpInするのも全然アリだと思いますよ!
この記事が何かのお役に立てば幸いです。
それでは、楽しいゲームライフをお過ごしください。
以上、ワタカズでした!