こんにちは。ワタカズ(@wata-kazu-no1)です。
長らく使われてきたWindows 7のサポート終了を機に、仕事やプライベートでWindows 10を搭載した新しいパソコンを使い始めた人も多いと思います。
ところが、

これまで使えていたExcelマクロが動かなくなった!
何か文字化けもしてるし、前の設定もわからない…
いったい、どうすればいいんだ!
そんな人もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、パソコンでExcelマクロが使えないときに、確認しておきたい設定について紹介します。
ポイント
・Excelマクロが動作しなくなった場合のパソコンの設定方法
サクッと読めるので、このような問題でお困りの方は、ぜひご一読ください!
目次
Excelマクロが使えなくなった!
僕は、IT関連の仕事をしているので、普段、お客様からいろんな問い合わせが寄せられます。
ある日、お客様から次のような問い合わせがありました。
パソコンを新調したら、今まで使えていたExcelマクロが動かなくなった。
変なメッセージが表示されるだけで、他のことができない。
ただ、他のパソコンで同じExcelマクロを使ったところ、問題なく動いた。
これまでExcelマクロが問題なく使えていたこと、他のパソコンで同じExcelマクロが動作したことを考えると、パソコン本体側に問題があると想像できました。
そして、実際に問題とされたパソコン画像を見せてもらったところ、文字化けした文字が並んだ『変なメッセージ』が表示されていたのです。
Excelマクロが使えない場合の対処方法
このようなケースでは、正しく日本語が表示されていないので、
『Unicode対応ではないプログラムの言語』設定を日本語にする
この操作を行うことで問題が解決します。
Windows 10における変更方法は、次の通りです。
『Windowsの設定』ウインドウを開く
スタートメニューを左クリックで表示し、『設定』アイコンをクリックします。
『Windowsの設定』ウインドウが開きます。

『地域』ダイアログを開く
『Windowsの設定』画面で『時刻と言語』をクリックします。
『時刻と言語』の設定画面に切り替わります。

『時刻と言語』の設定画面のメニューから『地域』をクリックします。
『地域』設定画面に切り替わります。

『地域』設定画面の関連設定にある、『日付、時刻、地域の追加設定』をクリックします。
『時計と地域』ウインドウが開きます。

『時計と地域』ウインドウの『日付、時刻、数値形式の変更』をクリックします。
『地域』ダイアログが開きます。

『Unicode対応ではないプログラムの言語』設定を変更する
『地域』ダイアログの管理タブにある、『システムロケールの変更』ボタンをクリックします。
『地域の設定』ダイアログが開きます。

『地域の設定』ダイアログの『現在のシステムロケール』コンボボックスの中から、『日本語(日本)』を選択し、OKボタンをクリックします。
※文字化けが起きている場合、変更前は異なる国が設定されていると思います。

パソコンの再起動を促すメッセージが表示されるので、『今すぐ再起動』をクリックして、パソコンを再起動します。

以上で設定の変更は完了です。

システムロケールの変更には、管理者権限が必要です。
仕事利用のパソコンで管理者権限がない場合は、会社の管理部門に相談の上で行うようにしてくださいね!
まとめ
・Excelマクロが動かない/文字化けがあるときは、『Unicode対応ではないプログラム言語』のシステムロケールの設定を『日本語(日本)』に変更する
・システムロケールの設定変更には管理者権限が必要
使うパソコンを変更するときに、最も時間がかかり、つまづきやすいのがパソコンデータと設定の移行です。
この記事が、スムーズにパソコン移行ができる役に立てば幸いです!
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