どうも、ゲーム大好きワタカズ(@wata-kazu-no1 )です!
新旧を問わず、遊んだゲームをレビューします。
本記事のお題は ファイナルファンタジー7 リメイク です!
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation4、PlayStation5(インターグレード版) |
販売元 | スクウェア・エニックス |
開発元 | スクウェア・エニックス |
発売日(日本) | 2020/4/10(PS4)、2021/6/10(PS5) |
対象年齢 | CERO C(15才以上のみ対象) |
個人的評価 | |
プレイ時間 | 本編:約40時間、DLC:約8時間 |
本記事はPS5のインターグレード版のプレイレビューとなります。
雑感としては、懐かしさと新体験が疾走する上質な一本道として再誕した伝説のRPG分作第1弾だと思いました。
それでは「【ファイナルファンタジー7 リメイク】は面白い?クリア後の評価と感想!」をお送りします。
サクッと読めるので、次に遊ぶゲームの検討材料にどうぞ!
【ファイナルファンタジー7 リメイク】の基本情報
概要
本作は、1997年にPSで発売されたスクウェア・エニックスが誇る超大作RPG・ファイナルファンタジー7の完全リメイク作品です。
プレイヤーはクラウドを中心とした主人公たちを操作し、星の存亡を賭けた冒険に旅立ちます。
なお、ゲームボリュームの都合上、分作で展開される予定で、本作が分作第1弾となります。
本作では、オリジナル要素を踏まえつつ、原作序盤の約1/5にあたる「魔晄都市ミッドガル脱出」までが描かれます。
ただし、本作は40時間程度はしっかり遊べるボリュームなので、単なる序章の切り売りではありません。
ストーリー
星から吸い上げた生命エネルギー《魔晄》。
《ミッドガル》―八基の魔晄炉を有する階層都市。
魔晄によって世界を掌握した巨大企業《神羅カンパニー》と
星を守るために立ち上がった反神羅組織《アバランチ》が激突する。元ソルジャーのクラウドは、傭兵として
アバランチの《壱番魔晄炉爆破作戦》に参加していた。魔晄炉爆破の余韻響く八番街。
炎に包まれる街で、死んだはずの宿敵の幻影が揺らめく。消し去りたい過去の幻影に導かれ、彼女と出会う。
花売りの女性が差し出した黄色い花。
花言葉は―《再会》
その刹那、ふたりを取り囲む黒い影―《運命の番人》。今、想いが再び星を巡る。
【ファイナルファンタジー7 リメイク】の良かった点
「映画の世界」が操作できるようになった!
FF7の映像クオリティが映画の域に到達したのは、2005年の映像作品「FF7 アドベントチルドレン」だと思います。
魅力的なキャラクターが美しい空間を画面狭しと剣や魔法でハイスピードバトルを展開する…
当時ド肝を抜かされた映像作品ならではのクオリティを、そのまま操作できる日が来るとは、まさに夢心地です。
グラフィックは細部まで緻密に描写され、どのダンジョンも街もその場の空気が感じられるほどでした。
登場キャラクターはみんな表情豊かで、原作ではわからなかった感情や微妙がニュアンスがわかるなど、懐かしさと同時に新たな発見も多く、より深く作品世界へ没入できるようになったと思います。
もちろん、音楽も素晴らしく、原作からのアレンジに新曲を含めて耳からゲームを盛り上がてくれました。
これぞFFクオリティ!圧倒的なムービーシーン
プレイアブル中のグラフィックにも驚かされましたが、ムービーシーンは演出面でさらに驚かされました。
よく映画やアニメで数秒のシーンのCG制作にものスゴイ時間がかかったなんて話を聞きますが、「このシーンには一体どれだけの労力がかかってるんだ?」と思わず問いたくなるほどの映像が劇中にバシバシ挿入されます。
これがFFクオリティだと言わんばかりの圧倒的なムービーシーンだけでも観る価値はあるでしょう。
原作の枠を超えた物語
基本的に本作は原作のストーリーをなぞって進行していきますが、ちょいちょい原作の枠を超えてきます。
それは、単なるシーン描写の細かさやクエスト・サブストーリーの追加だけにとどまりません。
原作をプレイした人なら誰もが知っている、あらゆる「運命」。
本作では、その「運命」すら変化がありそうな兆しを感じました。
今後、どのような展開を迎えるのかはわかりませんが、ストーリー面でもただのリメイクでないことだけは確かです。
歯ごたえのあるハイスピードバトル
原作の戦闘システムはリアルタイム制コマンドバトルでしたが、本作では完全なアクションバトルになりました。
移動・通常攻撃・回避・ガードなどの基本動作を行いながら、ATBゲージを溜めてアビリティや魔法を使って戦います。
仲間は最大3人まで戦闘参加し、状況に応じて操作キャラを切り替えたり、仲間に指示を出して戦闘を有利に運びます。
カメラワークが微妙だったり、ダメージを受けやすいので、慣れるまでは難しく感じましたが、慣れてくると楽しさが止まりません。
適度に歯ごたえがあり、バトルスピードの速さも相まって、爽快さを味わえる非常に良い戦闘システムだと思いました。
【ファイナルファンタジー7 リメイク】の気になった点
冒険の幅が狭い
本作はストーリーに沿って場所を転々とする、FF13のような1本道でゲームが進行します。
なので、オープンワールドのようにミッドガルの街を自由に行き来する自由さはありません。
途中の街ではサイドクエストやミニゲームを遊べますが、大したボリュームではないので、基本的には本編のストーリーを楽しむゲームと思っておいた方が良いでしょう。
やり込み要素が少ない
本作のやり込み要素は、サイドクエスト・ミニゲーム・バトルレポートなどが挙げられます。
しかし、全体的なボリュームは少なく、本作のクリア時間はやり込み要素を含めても40~50時間程度です。
なので、ゲームプレイにやり込み要素を求める人は物足りなさを感じるかもしれません。
個人的には、全体的に丁度良いボリュームだとは思います。
今後どれだけ続くのかがわからない
本作のストーリー消化は原作の1/5ですが、完結まであと何作続くのかはわかりません。
また、次回作がいつ出るのかについても2021年9月時点で未発表です。
本作の発表から発売まで5年かかっていることから、次回作まで少なくとも数年はかかるでしょう。
できれば、PS5が現行機のうちに完結して欲しいとは思います。
【ファイナルファンタジー7 リメイク】のレビューまとめ
本記事では「【ファイナルファンタジー7 リメイク】は面白い?クリア後の評価と感想!」をお送りしました。
良かった点 | 気になった点・注意点 |
---|---|
「映画の世界」が操作できるようになった! これぞFFクオリティ!圧倒的なムービーシーン 原作の枠を超えた物語 歯ごたえのあるハイスピードバトル | 冒険の幅が狭い やり込み要素が少ない 今後どれだけ続くのかがわからない |
本作は、伝説を超える一歩にふさわしいインパクトのある良作です。
昔感じた衝撃を、時を超えて再び感じ、そのさらに先が気になって仕方がありません。
PS4・PS5をお持ちなら、絶対に遊んで損はないゲームでしょう。
今遊ぶなら間違いなくPS5のインターグレード版です。
インターグレード版では、本編に加え、女忍者ユフィを主人公にしたストーリーのDLCが楽しめます。
次回作以降の伏線にもなる内容も盛り込まれているので、見逃し厳禁です。
この記事が何かのお役に立てば幸いです。
それでは、楽しいゲームライフをお過ごしください。
以上、ワタカズ(@wata-kazu-no1 )でした!