こんにちは。ワタカズ(@wata-kazu-no1)です。
前回の記事で、資産運用を行う前の投資戦略の考え方まで解説しました。
これで準備が整ったので、いよいよ資産運用を行う段階に到達です!
とはいえ、
いざ始めると言っても、色んな選択肢があるよね。
何から始めるのが良いの?
確かに、金融商品のラインナップは豊富ですし、それぞれ特徴も異なるので、大事な資産を最初に投資する対象選びは迷っちゃいますよね。
特にこだわりがなければ、最初は投資信託に投資するのが良いと思います。
投資信託は、資産運用の初心者にとって、とても投資しやすい商品です。
もちろん、僕も実際に投資していますよ。
この記事では、資産運用で最初の投資に最適な投資信託について紹介します!
ポイント
・投資信託とは?
・オススメの投資信託タイプ
・ローリスクかつ堅実な投資のポイント
サクッと読めて、投資信託への具体的な投資方法がわかるので、ぜひご一読ください!
投資信託とは?
投資信託は、投資家から集めた資金を元手に、運用の専門家(ファンドマネージャー)が決められた投資対象で運用を行う商品です。
投資家としては、資金をプロに託してお金を殖やしてもらうことになります。
投資家は、運用益からの分配金や投資信託の基準価格の値上りにより利益を得ることになります。
投資信託のメリット
投資信託には、次のようなメリットがあります。
・少額から投資できる
・自動積立ができる
・投資対象が幅広く、超分散投資もできる
・いつでも解約できる
少額から投資できる
株式投資の場合だと、1単元の株の購入には数万円の資金が必要で、欲しい銘柄の価格は購入時の株価によって変わります。
それが投資信託の場合だと、証券会社によっては100円から始められることができ、投資額も自由に設定できます。
自動積立ができる
自動積立サービスを行っている証券会社も多いので、毎月一定額を手間をかけずに投資信託に投資できます。
投資対象が幅広く、超分散投資もできる
投資信託の投資対象は、商品によって異なりますが、とても幅広いです。
株式以外にも、債券、不動産、金など様々な投資対象を取り扱っています。
もちろん、日本国内だけでなく、全世界をターゲットとしています。
これらの投資対象は、投資信託の商品内で分散投資されています。
そのため、投資信託商品自体を分散投資して、さらにリスク低減を図る超分散投資をすることができます。
いつでも解約できる
原則として、いつでも解約し、換金できます。
現金が必要になったときや、他の投資対象に鞍替えをする場合などに便利です。
投資信託のデメリット
反面、次のようなデメリットもあります。
・元本保証がない
・購入時に販売手数料がかかる場合がある
・信託報酬のコストがかかる
元本保証がない
投資信託も金融商品なので、元本保証はありません。
なので、運用成績次第では投資額が減ってしまうリスクがあります。
購入時に販売手数料がかかる場合がある
販売手数料は、投資信託の購入時にかかる手数料です。
高いものでは、数%の手数料が必要な場合もあります。
なお、ノーロードファンドの場合は、販売手数料がかかりません。
信託報酬のコストがかかる
信託報酬は、投資信託の顧客が投資信託を運営している投資顧問会社などに支払う報酬です。
投資信託の保有期間と残高に応じて、日割り計算した額が毎日差し引かれます。
信託報酬は、運用成績に関わらず必ずかかるコストです。
対面の金融機関の取り扱い商品はコストが高いので、ネット証券を利用するのがオススメです。
僕は、楽天証券で投資信託を購入しています。
オススメの投資信託タイプ
資産運用では、アクティブ運用とインデックス運用の2つの選択肢があります。
・インデックス運用 … 市場の平均値に連動した運用成果を目指す方法
・アクティブ運用 … 銘柄を選び、インデックスより高い運用成果を目指す方法
投資信託には、アクティブ運用を行うアクティブファンドと、インデックス運用を行うインデックスファンドがあります。
資産形成が目的の運用を行う場合は、インデックスファンドがオススメです。
理由は、インデックスファンドがアクティブファンドに比べ、運用成績や運用コスト面で優っているからです。
プロの8割がインデックスファンドの運用成績に負けるとも言われますし、インデックスファンドにはノーロード商品が多数あります。
また、同一投資対象を扱うインデックスファンド商品では運用成績にほとんど差がないので、投資信託商品を選ぶのにも神経質になる必要はありません。
インデックス運用の値動きは非常に緩やかで、まさにお金を寝かせて増やす方法なので、手間いらずで良いですね。
ローリスクかつ堅実な投資のポイント
では、これまでの内容を踏まえ、ローリスクかつ堅実な投資のポイントを紹介します。
・インデックスファンドに投資する
・投資信託自体を分散投資する
・自動積立投資を行う
インデックスファンドに投資する
前述の通り、リスクやコストを抑える意味でも、インデックスファンドに投資すると良いと思います。
投資信託自体を分散投資する
インデックスファンドの投資信託でも、投資対象が異なるので、商品ごとに株価や為替変動によるリスクがあります。
そのため、投資戦略の考え方でも紹介した通り、資産運用において資産配分(アセットアロケーション)を考慮して分散投資することで、リスク管理することが重要です。
下図のように、投資対象ごとに資産を振り分けることが、リーマンショックのような市場の変動に備えるカギになります。
全世界株式インデックスや全世界債券インデックスという日本を含めた全世界が投資対象の商品もあるので、単純に株式型と債券型の比率だけを考えるという方法もあります。
自動積立投資を行う
自動積立投資は、毎月決まった金額を自動で投資信託に投資する方法です。
積立投資には、次のメリットがあります。
・無意識的に資産形成が進む
・ドルコスト平均法で効率的な買付ができる
無意識的に資産形成が進む
自動積立投資では、金額と積立日時の設定を一度行ってしまえば、それ以降は自動的に投資信託に投資されていきます。
これを手動で行うとすると、投資を忘れたり、投資資金を使ってしまったりと人間の感情による支障がどうしても出てしまいます。
そのため、機械的に投資することで、無意識のうちに資産形成を進められます。
ドルコスト平均法で効率的な買付ができる
ドルコスト平均法とは、定期的に定額を積み立てることで、平均購入コストを引き下げようとする方法です。
投資対象の市場価格は流動的で波があります。
市場価格が高いときは多くの買付はできませんが、逆に安いときは多くの買付ができるので、結果として購入単価を下げることができます。
下図は、ドルコスト平均法を用いることで平均価格が下がる場合の例です。
投資家心理としては、可能な限り安い価格で買いたいので、売買タイミングを見極めることに注力しがちですが、市場価格がどうなるかは誰にもわからないことなので、機械的に購入して時間的・価格的に分散投資した方がリスクとリターンが期待できると思います。
悩んでる時間ももったいないですからね。
まとめ
・資産運用の初心者は、投資信託に投資することがオススメ
・投資信託はインデックスファンドへの投資がローリスクで低コスト
・投資対象を分けて分散投資することでリスクに備えよう
・自動積立投資で効率的に資産形成をしよう
この記事では、資産運用で最初の投資に最適な投資信託について紹介しました。
資産運用をするには知識も必要ですが、時間も大切です。
初心者は知識が少ないので、知識をつけてから資産運用を始めようとすると、いつまで経っても始められないジレンマに陥ってしまいます。
餅は餅屋に任せておいて、浮いた時間で知識の補完をする。
そういう意味で投資信託への投資は初心者にうってつけの方法です。
細かい知識は後で挽回できるので、まずは始めてみることが大事だと思います。
この記事が、資産運用を始める助けになれば幸いです!
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