こんにちは。ワタカズ(@wata-kazu-no1)です。
アナタは資産運用のための口座をお持ちでしょうか?
資産運用を行うためには、金融商品を取引するための証券口座が必要です。
もし取引口座をお持ちでないなら、まずは証券口座を開設しましょう。
とはいえ、
証券口座はどこで作れば良いの?
どんな口座を作れば良いの?
と戸惑う人も多いと思います。
特に、これから資産運用を始める人には、最初の関門かもしれません。
思えば、僕も最初は証券口座を開設するだけでドキドキしました。
ですが、証券口座を作るだけでは何も起きないのでご安心ください!
すぐにでも開設して、人生を豊かにするアクションを起こしましょう!
この記事では、資産運用で開設すべき証券口座を紹介します!
ポイント
・どこで証券口座を開設すると良いのかがわかる
・運用で手間いらずの証券口座の種類がわかる
・証券口座とは別に開設しておきたいオトクな口座がわかる
サクッと読めて、効果的な資産運用の準備ができるので、ぜひご一読ください!
証券口座はネット証券で開設しよう!
まず最初に決める必要があるのが、証券口座を開設する金融機関です。
金融機関は、銀行や証券会社などがありますが、ネット証券がオススメです。
主な理由は次の通りです。
・取扱商品数が多く、販売手数料が安い。
・金融商品の情報を素早く検索して見ることができる。
・自分の取引履歴や資産配分の状況を簡単に確認することができる。
・ネット環境があれば、パソコンやスマホで時間と場所を選ばずに取引できる。
ネット証券の魅力は、手軽さと便利さだと思います。
口座開設の手続きも、用意されたガイダンスに従って進めていくだけで迷うことはないですし、条件次第ではスマホ操作のみで完了してしまうほど簡単です。
なお、口座開設の際には、マイナンバーの登録が必要なので、マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カード+身分証明証(運転免許証など)を手元に用意しておくと開設がスムーズに行えます。
どのネット証券で口座を開設するかは個人の好みになりますが、SBI証券、松井証券、楽天証券あたりが人気ランキングで上位になっています。
僕はいずれの口座も持ってて、用途で使い分けてます!
証券口座は「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぼう!
まず最初に、資産運用における税金の話をします。
資産運用の目的はお金を殖やすことなので、投資で利益を得る必要があります。
ただし、投資で得た利益には、約20%の税金がかかります。
なので、投資家は確定申告を行って納税しなければなりません。
えっ、やったことないし、何だかややこしそう…
今まで確定申告をしたことがない人には、不安に感じると思います。
ですが、適切な証券口座の種類を選択すれば、全く怖くありません!
証券口座を開設する際、証券口座の種類を「特定口座(源泉徴収あり)」にすれば良いのです。
証券口座の種類を次に示しますが、「特定口座(源泉徴収あり)」だけは、投資に関して確定申告を行う必要がありません。
■一般口座
投資家は、1年間の取引損益を自分で計算し、確定申告する必要がある。
■特定口座(源泉徴収なし)
1年間の取引損益について、年間取引報告書を金融機関が作成してくれる。
投資家は、年間取引報告書を参考に確定申告する必要がある。
■特定口座(源泉徴収あり)
1年間の取引損益について、年間取引報告書を金融機関が作成してくれる。
納税は、金融機関が代行して行う。
投資家は、取引における納税について、何もしなくて良い。
特定口座(源泉徴収あり)には、金額に関わらず利益が出るたびに源泉徴収されるというデメリットもありますが、損益計算にかかる手間と比べれば、大した問題ではないと思います。
これなら、投資にだけ集中できますね!
税制面でお得な口座を活用しよう!
証券口座が開設できれば資産運用を始められますが、証券口座とは別に、税制面でお得な口座を活用することで、より効率よく資産運用が行えます。
証券口座とは別に開設しておきたい口座は、NISAとiDeCoです。
NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)
投資で得た利益に税金がかかるのは前述の通りですが、NISA口座を利用すると、一定の投資金額・期間内で、投資で得たの利益が非課税になります。
NISA口座は、証券口座とは別に、1人1口座まで開設できます。
NISA口座の種類
NISA口座は、20歳未満が対象の「ジュニアNISA」、20歳以上が対象の「一般NISA」と「つみたてNISA」の3種類あります。
一般NISAとつみたてNISAはどちらかを選ぶ必要があり、併用はできません。
各口座の違いは、次の通りです。
また、各種共通で次の注意点があります。
・年間投資額の未使用分は、翌年の投資額に繰り越しできない。
・NISA口座の金融資産を売却した場合、投資枠の再利用できない。
・NISA口座の損益は、総合口座と損益通算できない。
・NISA口座は年度単位の利用のため、開始月は考慮されない。
あれ?つみたてNISA以外は残り期間、ほとんどなくない?
2024年度以降のNISA制度
現行のNISAは、つみたてNISAを除いては2023年で口座開設期間が終了します。しかし、2019年12月20日に閣議決定した令和2年度税制改正大綱における主要項目において、2024年度以降に運用開始する新NISA制度について金融庁から発表されました。
主な変更点は次の通りです。
・「一般NISA」は2024年に「新NISA」に衣替えして2028年まで5年期間延長。
・「つみたてNISA」は2042年まで5年期間延長。
・「ジュニアNISA」は利用者が少ないため、2023年で終了。
NISA期間の延長は素直にうれしいけど、「ジュニアNISA」は浸透する前に終わる感じで残念…
ところで、「新NISA」の衣替えの内容って?
新NISAは2階建ての制度に変更
「新NISA」は、「つみたてNISA」と現行の「一般NISA」を組み合わせた2階建ての制度になります。
第1段階では「つみたてNISA」と同様の積立投資を行い、第2段階から現行の「一般NISA」と同様の投資を行います。
整理すると、次のようなイメージになります。
運用開始はもう少し先だから、細かい部分は今後も調整が入るかもしれませんね。
NISAは「つみたてNISA」がオススメ
資産運用の初心者には「つみたてNISA」がオススメです。
理由は次の通りです。
・最大で800万円超の非課税枠を利用できる。
・投資対象が国選定の低リスク商品なので損しづらい。
・長期投資向きで、基本はほったらかしで良く、手間がかからない。
・最低100円から投資できるので、とにかく始めやすい。
僕は楽天証券につみたてNISA口座を持ってます!
クレジット払い、ポイント投資など、証券会社固有のサービスも考慮して選ぶと良いと思いますよ!
NISA枠は家族でフル活用するとお得
NISA枠は1人1口座ですが、家族全員がNISA口座を持つと、1世帯でかなりの非課税枠を確保できます。
特に「ジュニアNISA」は残り投資期間が短くなっているので、18歳までの引き出し制限に問題がなければ、利用する価値はあると思います。
iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)
iDeCoは、20歳以上60歳未満の人が、毎月お金を積み立てながら、投資信託で資産運用し、老後に備えるための個人年金制度です。
少しつみたてNISAに似てますが、税金の優遇度合いはiDeCoが最強です。
iDeCoには、次の税制メリットがあります。
・掛け金が全額所得控除の対象である
・投資信託の運用益が非課税になる
・年金での受取りは「公的年金控除」、一時金は「退職所得控除」が適用される
つまり、毎月の積立分と60歳以降で戻ってくる分のダブルで所得税が控除され、さらに投資信託の利益がすべて自分のものになります。
そんなに優遇されるなら、NISAじゃなくて全額iDeCoに投入すれば良いじゃないか!
しかし、iDeCoには次の制限があります。
・積立金は、60歳以降になるまで引き出しできない。
・積立金額は最低5000円からで、上乗せは1000円単位。
・積立金額は加入している公的年金制度によって上限あり。
iDeCoの積立金額の上限は、次の通りです。
…う~ん、スゴクお得な制度だけど、よく検討して利用した方が良いかな?
まとめ
・証券口座は、手軽で便利なネット証券で開設するのがオススメ
・初心者は、確定申告が不要な「特定口座(源泉徴収あり)」で開設しよう
・税金が優遇されるNISAとiDeCoを利用して、効率的に資産運用しよう
この記事では、資産運用で開設すべき証券口座を紹介しました。
将来のための資金を自分で用立てする必要が迫られた時代です。
政府も税金優遇制度を作り、個人が資産運用をするように促しています。
資産を殖やすには時間がかかります。
効果的に資産を殖やすなら、使えるものは積極的に、すぐにでも使うべきです。
この記事が、資産運用の効率アップに役立てば幸いです!
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