どうも、ゲーム大好きワタカズ(@wata-kazu-no1 )です!
新旧を問わず、遊んだゲームをレビューします。
本記事のお題は テイルズ オブ アライズ です!
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation4 PlayStation5 Xbox One Xbox Series X/S Microsoft Windows(Steam) |
販売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
開発元 | バンダイナムコスタジオ |
発売日(日本) | 2021年9月9日 |
対象年齢 | CERO C(15才以上のみ対象) |
個人的評価 | |
プレイ時間 | 60時間 |
本記事はPS5版のプレイレビューとなります。
ちなみにPS4版からPS5版へのアップグレードは無料なので、PS5がなければPS4版を買っても問題ないですよ。
雑感としては、テイルズっぽさは薄まったが、シリーズ最高峰のデキに仕上がった文句なしにハマれるJRPGといった感じでした。
シリーズ25周年を飾る作品として申し分ない価値があるのではないでしょうか。
それでは「【テイルズオブアライズ】は面白い?クリア後の評価と感想!」をお送りします。
サクッと読めるので、次に遊ぶゲームの検討材料にどうぞ!
【テイルズオブアライズ】の基本情報
概要
本作は、バンダイナムコエンターテインメントの人気シリーズ「テイルズオブシリーズ」の最新作です。
前作「テイルズ オブ ベルセリア」からおよそ5年振りのタイトルとなります。
プレイヤーは、鉄仮面を中心とした主人公たちを操作し、異星人に支配された世界解放の旅をします。
ストーリーは従来作品から独立しているため、本作がシリーズ初プレイでも全く問題ありません。
冨澤プロデューサーのインタビューによると、本作は今後のブランド維持拡大を見据え、新たなファンを獲得するための「継承と進化」を目指したとのこと。
そのため、従来作とはあえて異なる挑戦をしつつも、シリーズ根本の魅力や継承すべき点を押さえて開発されているそうです。
筆者はほぼ全シリーズをプレイしてますが、ノリとか雰囲気は過去作と結構違うかな~と感じました。
ストーリー
隣り合うふたつの星、ダナとレナ。
300年前
自然あるれる世界であったダナは、
高度な科学や魔法が発達したレナから突然の侵攻を受けて
以来、終わりなき隷属を強いられることとなった。ある日、鉄仮面に顔を覆われたダナの青年と、
同族から追われるレナの少女が出会った。この思いがけない邂逅は
ふたつの星の運命を揺るがす
物語の始まりに過ぎなかった―
【テイルズオブアライズ】の良かった点
従来作を圧倒する没入感が得られるグラフィック
本作のグラフィックは、アンリアルエンジン4をベースに独自開発された「アトモスシェーダー」で描画されています。
リアルな空気感を持ちつつ、水彩画のように繊細に描かれた背景は、没入感の高いファンタジー世界を見事に構築。
自然は気候に応じて柔らかさや険しさがあり、建物は素朴さや荘厳さがあるなど表現豊かに目を楽しませてくれます。
キャラクターもアニメ調の原画の雰囲気をそのままに、背景によくなじむように落とし込まれていると思います。
また、従来作よりもキャラクターの頭身が高く、より人間らしいモーションや表情を取り入れたことでリアリティが増加。
近年のゲームとテイルズらしさが絶妙なバランスで融合していると感じました。
従来作も高いレベルのグラフィックでしたが、本作は頭一つ抜けている印象です。
高いモチベーションを維持したストーリー構成
本作は、鉄仮面たちがレナ人に支配する5つの国からダナ人を解放する戦いを描きます。
個人的にはストーリー構成が秀逸だと思いました。
5つの国の将を倒す目的の明快さ、各国が抱える事情の多様さ、旅を通じて変化するキャラクターの心情や関係性…
それぞれのエピソードがバランスよく展開され、モチベーション高く「続きが気になる」が維持したと思います。
後半は、やや物語のパワーダウン感が否めませんが、全体的にはスッキリ終わるストーリーで良かったと思います。
魅力あふれる仲間キャラクター
テイルズオブシリーズの人気の理由の一つに魅力的な仲間キャラクターの多い点が挙げられます。
本作では、主に移動中やスキットなどの会話イベントを通じて、各々の事情や心情などを丁寧に描写しています。
会話イベントはシリアスからコミカルまで幅広く、普段の暮らしぶりなどストーリーの外の一面が語られるところも面白かったです。
また、スキットの漫画のコマ割り演出も新しく、キャラクターの表情や感情を強調するのに効果的だったと思います。
疾走感とド派手な演出が楽しくも歯ごたえのある戦闘
テイルズオブのキモとなる戦闘ですが、控え目に言って最高でした。
アクション性が高く、戦闘フィールドの自在に駆け回り、特技や魔法でコンボを決め、連携技や秘奥義でトドメを刺す。
基本は従来作とあまり変わりませんが、本作は特技の連続使用やコンボ連携がやりやすく、強力な大技を簡単に繰り出せます。
また、一部のキャラクターを除いてガードがなく、防御策は回避のみです。
そのため、戦闘全体にかつてない疾走感があり、繰り返しの戦闘があまり苦になりません。
ただし、HPが削られやすい、湯水のごとく回復できないなどの理由で戦闘難易度はノーマルでも難しめだと思います。
なので、アクションが苦手な人は戦闘難易度を下げてのプレイがオススメです。
ライトゲーマーにはちょうど良い感じのやり込み要素
本作には、おつかい中心のサブクエストや収集系のやり込み要素がありますが、種類も数もほどほどです。
もちろん、トロコンを目指すには深くやり込む必要がありますが、幅が狭い分、やり込み派には物足りなさがあるかもしれません。
ライトゲーマーにはちょうど良い感じだと思います。
ちなみに、私の60時間のプレイ時間は、レベル上げが不要なやり込み要素を大体こなした程度です。
本編だけなら40時間程度でクリアできると思います。
【テイルズオブアライズ】の気になった点
ダンジョンが単調でつまらない
冒険の途中で訪れるダンジョンは単調で、あまり面白くありませんでした。
一応、扉のスイッチ探しやキャラクターの特技を使った通せんぼ除去といったギミックはありましたが、遊び要素はほぼゼロ。
パズルや謎解きなど、ダンジョンならではの遊びを楽しみたかったです。
金策が大変
本作では、HPやCP(本作のMPのようなもの)の回復アイテムの物価が異様に高いです。
一番安いアップルグミで500ガルド、レモングミは1200ガルド、オレンジグミは3000ガルドもします。
しかも、お金を稼ぐ手段は限られ、クエスト・宝箱・モノの売却だけで、得られて数千~数万くらいにしかなりません。
にもかかわらず、ダンジョン攻略しようものなら、回復アイテムの補充は必須です。
もちろん、武器やアクセサリーの作成にもお金は必要なので、冒険中は慢性的な金欠状態でした。
まさか現実と同じような苦しみをゲーム世界で体験することになるとは夢にも思いませんでしたね。
【テイルズオブアライズ】のレビューまとめ
本記事では「【テイルズオブアライズ】は面白い?クリア後の評価と感想!」をお送りしました。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
過去作を圧倒する没入感が得られるグラフィック 高いモチベーションを維持したストーリー進行 魅力あるれる仲間キャラクター 疾走感と派手な演出が楽しく歯ごたえのある戦闘 ライトゲーマーにはちょうど良いやり込み要素 | ダンジョンが単調 金策が大変 |
本作は、シリーズのみならずJRPGの最高峰としても文句なしにハマれる傑作です。
ノリとか雰囲気とか、従来のテイルズっぽさは薄まったような気がしましたが、PS4・PS5をお持ちなら、遊んで損はないゲームだと思います。
特にRPG好きやアニメ・声優好きの人は必ず満足できるクオリティでしょう。
追加DLCでは、大人気アニメのソートアートオンラインとコラボするなど、従来作とは違った楽しみも用意されているので、今後も色々楽しませてくれそうです。
もちろん、従来作品も本作に負けず劣らず魅力的なので、他のシリーズ作を遊ぶのも良いと思います。
個人的には下記のタイトルがオススメです。
- テイルズ オブ エターニア(PS1、PSP)
- テイルズ オブ ジ アビス(PS2、3DS)
- テイルズ オブ ヴェスペリア リマスター(PS4、Switch)
- テイルズ オブ ベルセリア(PS3、PS4)
- テイルズ オブ エクシリア2(PS3)
この記事が何かのお役に立てば幸いです。
それでは、楽しいゲームライフをお過ごしください。
以上、ワタカズ(@wata-kazu-no1 )でした!